酸味と辛味、甘味、塩味のバランスが絶妙なタイ料理、
ハーブやスパイスは香りも味覚も引きたてて五感を満足させます。
年々暑さを増す日本の夏、私にとってかかせない料理となってきました。
なぜこんなに惹かれるのか。。。
それは料理ごとに使い分けるタイハーブの魅力にあります。
<ホラパーやガパオ、レモンバジルなどタイバジルは種類が豊富。
ハーブは無農薬でいくらでも育つそう。>
<フレッシュなグリーンペッパー、シカクマメ、消化を助けガン予防にもなるカー>
タイハーブについてもっと知りたい、
タイの伝統的な料理は健康にもよいはず!
身体によい発酵調味料をつかってタイ料理を作りたい!
そんな想いを胸にバンコクへ向かいました。
まずは本格的なタイの伝統料理を学べる料理専門学校「WANDEE CULINARY SCHOOL」へ。
ここでは40時間以上学ぶとタイ政府教育省認定のCertificateが頂けます。
海外からも生徒が集まり修了後、タイ料理屋さんを開店される方も多いそう。
ですが私は仕事の合間の休暇を使ってショートスティでの40時間、かなりハードです。
7月と9月、2回の渡航にわけてじっくりと勉強することに。
実習は朝9時半~夕方までみっちり続きます。
<授業は英語で行います。レシピもわかりやすい英語でまとまってます。>
<実習は先生とマンツーマン、じっくり教えて頂けます。
超面白くてキュートな先生!子猫のモノマネ攻めにあい笑いが絶えませんでした。>
<女性の先生も多くいらっしゃいます。テキパキとしっかりしていてこのスクールでは女性の方が強いかな。。男性は優しい印象。。この日は韓国から学びにきている生徒さんと向い合せで実習しました。>
授業が進むにつれてタイ料理や食文化の発見は多く、やはり現場に来てきちんと学ばないとわからないと実感。
日本のお店で頂くような基本的に辛くてシンプルな味だと思っていたタイ料理への認識が見事くつがえされることに。。
日本と同じように味噌や醤油などの自然な発酵調味料が多くあり、砂糖は主にパーム(黒糖)を使い、様々に工夫された調理法で味わい深い料理に仕上げていく。。。本当に驚きました。
辛さでごまかしているわけでなく本来は5味のバランスがとてもよい料理なんですね。
タイで暮らしていると辛味の感覚はどんどんエスカレートしてしまうようですが。。。
日本のタイ料理やさんでは見かけない料理や初めての味、ハーブや野菜の豊さに感動し、私好みのあまり辛くない深味のタイ料理に仕上げて、ますますタイ料理への興味が湧いてきます。
<~ Khaow niew Kai-yang-ka-ti-sod ~ Steamed sticky rice and Coconut Milk Grilled Chicken> <~ Labb Moo ~ Spicy minced pork salad>
<~ Koong lard sauce na kham ~ Deep fried shrimp with tamarind sauce>
<~ Keang Phed Yang ~ Roasted Duck Red Curry>
<~ Pad-priew-wan-moo ~ Stir fried pork with sweet and sour sauce>
<~ Khao ob sup pa rot ~ Fried rice with pineapple>
ですが実際、ここ最近バンコクの屋台やお店で使っている調味料や油、砂糖などは身体によいとは言えず。。。
長く居住されている日本人の方にお話しを伺っていても「白砂糖」は使いすぎで怖い、「油」でなんでも揚げすぎ、肥満児がかなり増えている。などここ最近のタイ国内での食文化の乱れを懸念されていました。
タイでも日本でも同じ、欧米化が進むと今までDNAにあっていた伝統的な食文化は失われてきてしまいます。
美味しくて健康的な料理は日々、家庭でつくる!これに限ります。
タイ料理とハーブ、食材をめぐる旅の始まり。。。
「タイ伝統料理とタイハーブを学ぶ旅②」 へ続きます
次はタイカレーをペーストから作ります。☆*.・(*ゝ∀・*)ノ