南インドのケララから帰国しました!

私にとって旅の素晴らさ、もっとも感動を与えてくれること、、それは素晴らしい人たちと出会い、楽しく有意義な時間や豊かさを循環し共有すること。

今回の旅はすべて叶えてくれる旅となりました。

南インドでのすべての手配 ~ コーディネート、同行まで完璧にこなして下さったエバーグリーントラベル代表の真美さんのおかげです。

またピュアで心のこもったおもてなし精神あふれるスタッフのゆきさん、安全で信用のおけるドライバーさん、料理が抜群に美味しい心優しいお手伝いさん、博学のあるガイドを務めて下さったご友人の方、などなど出会った方々に心から感謝申し上げます。

このインドの地で日本と同じようなサービスをと心掛け、都度先回りして当日の手配を整え、時には交渉までして頂き、完璧な旅を提供して下さっている真美さんの信念の強さは本当に素晴らしくて、頭が下がります。。。

移動は専用車、いつもスタッフさんが付いていて下さり、携帯も準備、安全で快適、リラックスできる環境の中、料理を学ぶことにとても専念できました。

実際にケララへ行ってみてわかったこと、、、

想像していたインドとはかけ離れていて、街は整い、水も比較的綺麗でウイルスなどもあまり心配はない。古くからキリスト教徒の方が多く、教育水準が高く犯罪も比較的少ないそう。

またアーユルヴェーダ医療が伝承され、本格的なアーユルヴェーダの施術が受けれるリゾートホテルも多く、世界から観光客が訪れている。欧米のリゾート施設と同じく料金は決して安くはないのですが、実際に訪れると素晴らしくて納得できます。それにしても欧米やインドの富裕層の方々は桁外れにリッチだと再認識。。。

私が訪れた場所は、インドの一般的なイメージである、物価が安い、不衛生、パックパッカーの聖地などとは大きく異なり、素敵なホテルやお洒落なお店も多くありました。ここ数年、欧米やアラブからの観光客も増え、景気も上昇中のようです。

その様な動きのある中で、良心的な金額で旅をプロデュースされていることに、長く旅行業界を知る私にとっては逆に心配となりましたが、、、イキイキとお仕事されていて、とても感銘を受けました。

 

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さてケララの旅の始まりはコーチンの町の散策から。。。

この時期の気候は穏やかで過ごしやすく、ひと安心。

コーチンの町中にはたくさん教会がありインドでないみたい。キリスト教徒が多く、インドでは特殊な街だそう。

ポルトガルからヴァスコ・ダ・ガマが南インドに辿りつくより以前に、キリスト教の宣教師たちが多く滞在し教えを広めたのだそう。その結果、ケララ州は教会や学校、病院が増え、制度が整い教育水準が高く、常識モラルのある生活をされてる方が多いとのこと。

港町フォートコーチンへ連れっていって頂きました。

ポルトガル、オランダ、イギリスなどMIX文化、柔軟でひらけた雰囲気。

かつてはスパイス貿易で栄えた港。ケララの歴史に出合えます。

ユダヤ人街にはインドに2つだけのユダヤ教会も。独特の内装とシンボルマークが印象的でした。中国陶磁器の床タイルが色あせてなく異空間でした。現在、ユダヤ人はイスラエルへ移住していて少人数のみとのこと。

ポルトガル人が建設したカトリック教会にはヴァスコ・ダ・ガマの墓標もありました。

 

そしてスパイス!かつてスパイス貿易の栄えた港。

ブラックペッパーとカルダモンが有名。とっても新鮮!!

とても穏やかな町並み。。。

そしてお庭がとっても素敵なレストラン。

もう私の中のインドのイメージが完全に変わりました!

お庭のグリーンを眺めながらゆったりお食事。。風が抜けて気持ちいい。

 

まずは前菜から。。フレッシュチーズに黒胡椒&バジルが効いてる!

リコッタチーズをスパイスでコーティング。
ビーツのサラダ。

焼きナスのポタージュ。フレッシュでクリーミー、スパイスがほんのりと。
こういうバランス、すごく新鮮

焼き茄子のカレー、甘味と苦味のバランスが最高。

海老のカレー、ココナッツのスライスがアクセントに。

素材にあったスパイス使いが絶妙!

ココナッツミルクは主張し過ぎなく、でもとってもクリーミー。

完全に南インド料理に目覚めた瞬間!

カルダモンのスパイスがきいたパンナコッタ。バジルソースで。

相性バッチリ~☆

 

愛想のいいボーイさん。この後、写真の取り合いっこがはじまる。。。

 

ここの人気者のネコちゃんともあえた! ボーイさん、撮影上手。。

Old Harbor Hotel